後悔が1つもない、理想の家を造りたい
そう意気込んで、図面に穴が開くほど間取り造りに真剣に取り組みましたし、この記事を読んでいるあなたも同じような状況なのではないでしょうか?
しかし、想像というものには限界があり、
- 実際に住んでみなければわからないこと
- 図面だけでは気づけなかったこと
がたくさんあるのも事実です。
そこで本記事では
- 我が家の後悔ポイント7選
- 間取りを後悔する2つの理由
- 後悔のない間取り作成の方法
の内容を順番に説明しています。
後悔ポイントの中で特に注目してほしいのが、「収納・採光について」です。
間取りを後悔してしまう大半の理由は、
知識と情報の不足です
この記事を読み終える頃には、我が家の後悔ポイントを理解し、自身の間取りと照らし合わせて改善できる箇所も出てくるのではないでしょうか。
1、【後悔ポイント7選】一条工務店i-smart歴4年
あんなに打ち合わせを繰り返し、夫婦で話し合い、シュミレーションをしてきたつもりだったのに、実際に住んでみると後悔が出てきました。
厳密に細かいところまで言うと、もっとたくさんの後悔がありますが、今回はその中でも特に「後悔しているポイント7選」を順番にご紹介していきます。
①収納スペースが少ない
これが「ワースト1」の後悔ポイントです。
和室には収納スペースとして確保できるスペースが2マス分ありました。
その2マス分をどのように使うかをかなり悩んだんですが
- 候補①:押入れとして2マス使う
- 候補②:収納庫として1マス、床の間として1マスの計2マス
候補②にしてしまった為、我が家には大型のものを収納できるスペースがありません。
上図面の赤→方向から見た写真です。
今は将来の子供部屋のクローゼットを使って、クリスマスツリーやお雛様を収納していますが、将来的にはウォークインクローゼットに直置きになるかな、と思っています。
関連記事【Web内覧会】一条工務店3畳ウォークインクローゼットの工夫と失敗
床の間を優先した理由としては、私の実家のお仏壇を引き取る可能性が高いからでした。
これは絶対譲れない!と思っていましたが、今はお仏壇も
- 簡素化している
- 省スペースのものが増えている
と、最近になって知りました。
何事もなく実両親が元気に年を取れれば、あと30年近くは活用されることのない床の間スペース。(今は娘のおもちゃ置きになってます。)
「収納スペースが増えると物が増えすぎてしまう」というデメリットももちろんありますが、無さすぎるのは本当に困ります。
- 現在持っている絶対に収納しなくてはいけないもの
- これから増えていくだろう大型の収納物
をしっかり想像して、収納スペースが極端に少なすぎないか、チェックすることが必要!
私は、押入れを優先して収納スペースを確保するべきだったと後悔です。
②採光が悪い部屋が2つ
図面でお見せすると、赤枠の「和室」と青枠の「洗面所」に窓がないのがわかります。
- 和室:日中でも薄暗いので、電気は必須
- 洗面所:化粧したりする時に、自然光が入ってこず不便
平屋の窓がない問題は
- 細長い造りにする
- 中庭を設ける
- 天窓を設置する
- コの字型の造りにする
などで解決できることが多いようです。
逆にお風呂やウォークインクローゼットは窓無しでも良いと思います。
③リビングスイッチの位置
リビング頭上は勾配天井にしていて、
- ダウンライト(ピンク4箇所)
- アクセントライト(青3箇所)
を設置しているんですが、基本的にダウンライトだけで生活するつもりが、少し暗かったのでアクセントライトも日常的に使うことになりました。
そこで生まれた後悔ポイントが、「スイッチの配置」
- ダウンライト:スイッチ①とスイッチ②の2箇所で操作可能
- アクセントライト:スイッチ①のみで操作可能
なので、わざわざスイッチ①の場所までいかないとON/OFF出来ないのです。
少しのオプション代をケチらず、ダウンライトと同様にアクセントライトのスイッチも2箇所に設置するべきだったと後悔しています。
④浴室の窓と鏡は不要
これは間取り作成時には思いもしなかったことなんですが、最近よく耳にする後悔ポイントです。
- 窓があることで浴室が寒くなる
- 窓枠に埃やカビが発生して、掃除が面倒
- 基本的にお風呂は夜なので、自然光は不要
- 鏡の水垢対策として、毎日の拭き上げが面倒
- 入浴中の鏡は曇るので、ほとんど使わない
鏡はこのようなマグネットタイプの鏡にすれば良かったなと思います。
浴室の拭き上げにはこの2アイテムを使っています。
とにかく浴室の水垢問題は住み始めてみると、想像以上に厄介です。
⑤不要なコンセントや位置
コンセントの配置って、本当に難しいと身に染みて感じました。
玄関
なんでこっち側につけたんだろうと謎。
通路だからここのコンセントに挿して何も置けないし、反対側だったらもう少し用途があったかなと思います。
トイレ
夫がトイレに水槽を置きたいと言って設置したコンセントなんですが、今ではマキタ掃除機の充電スペースとなっています。
見た目的に最悪な位置のコンセントです。
脱衣所
梅雨時はサーキュレーターを回して洗濯物を乾かしますが、コンセント位置が遠い!
反対側の壁に設置しておけばよかった。
⑥食洗機の深さ
今の家に住むまで食洗機って使ったことなかったんですが、今では私の生活の中で『神様』のような存在です。
だからこそなんで深型にしなかったんだろうとかなり後悔しています
深型にしていたら、鍋やボウルの手洗いが減っていただろうな・・・。
⑦天然芝と植樹
間取りではないのですが、外構についても後悔ポイントを紹介しますね。
天然芝とたくさんの植栽に憧れてみたけど、現実は手入れが大変すぎました。
結果、4年後に追加工事をすることに。
- 天然芝→人工芝へ
- 庭の植樹→全て撤去し、タイルデッキで統一
こちらの人工芝を購入して、外構業者さんに貼ってもらいました。
自分で手配した方が安くついたし、この人工芝すごく良かった!
2、間取りを後悔する理由は大きく分けて2つ
家造りにおいての後悔は、2パターンあると思っています。
①予算の関係
これに関しては、上記の後悔ポイントに入れていません。
予算の関係で諦めた事もたくさんあります。
- アイランドキッチン
- テレビ背面のエコカラット
- 自動水栓
- トイレの自動スイッチや蓋の開閉
でも、これって仕方のないことなので結構すっきり諦めもついたし、今になっても後悔していると思うことはありません。
②知識、情報の無さ
これが問題なんですよね。
- もっとたくさんの情報があれば
- もっとたくさんの知識があれば
- もっとたくさんの専門家から意見が聞ければ
回避されていた後悔ポイントもあったはずです。
3、後悔のない間取りを作るために
みなさん、タウンライフというサービスをご存知ですか?
私がなぜこの話をするかと言うと、
『住宅メーカー決めや間取り作成をしていたあの頃の自分に教えてあげたいサービス』だから
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たくさんの専門家の方から意見がもらえていたら、後悔しなくていいこともあったと思います。
おそらく一生住むお家づくり。
1つでも後悔ポイントが少ないお家づくりをしていきましょうね!
4、一条工務店 後悔ポイント まとめ
我が家の後悔ポイントはいかがでしたでしょうか?
もう一度おさらいします。
- 収納スペースの少なさ
- 採光の悪い部屋
- スイッチの配置
- 浴室の窓と鏡は不要
- コンセント位置
- 食洗機の深さ
- 外構
ご自身の間取りプランと照らし合わせてみて、改善箇所がないかチェックしてみて下さいね!
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